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NSRG FAQ: その他

1. そもそも研究室という組織は必要だと思いますか?
2. では、大学で一番重要なことは何だと思いますか?
3. 「ゴーストのささやき」って何ですか?

1. そもそも研究室という組織は必要だと思いますか?

あなたが、 高度な内容の講義を聞くことを「大学の定義」と思っているなら、 間違いです。

その論法であれば、 「放送大学だけあれば、技術者や研究者が勝手に育ってハッピー」 ということになりますが、 「人が勝手に育つ」といった例は歴史上、皆無です (確かに歴史上、数人、例外がいますが、例外を基準にしてはいけません)。

研究室は、講義ではない形式でしか伝えられない”何か” (うちでは「ゴーストのささやき」と言っているもの) のために必要な組織です。 [1]

2. では、大学で一番重要なことは何だと思いますか?

師匠の選択、そして 師匠から「ゴーストのささやき」とは何か?を感じとることです。

3. 「ゴーストのささやき」って何ですか?

説明できません(苦笑)。

まぁ、おいおい、つきあうなかで、なんとなく理解して下さい。

おそらく、直感力とかセンスとかいってもいいのかもしれませんが、 それもまた微妙に違うような気もするわけで…

なお出典は、もちろん GHOST IN THE SHELL からです。 ただ、オリジナルの「ゴーストのささやき」というのは、 私の使っている用語とは少し異なります。

Notes

[1]

また、この論法の果てとして、教育の理想は 「カレッジのスーパーヴィジョン方式」 (ケンブリッジではスーパーヴィジョン、 オックスフォードではチュートリアル) と言えます。

本来、研究室配属とか学年とか無関係に研究室を尋ねあるいていいのですよ。 そしてスーパーヴィジョンしてくださいと頼んでみればいい。 スケジュールの都合がつけば、なんかしてくれますよ。 先生とは、そういう人種です。

また、「虎の穴」は、そのための同好会です。

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